霧島高原国民休養地【2018.7.14~16】観光編
今回の旅行&キャンプは船&新幹線を利用し、西郷どんで盛り上がっている鹿児島まで向かいました。
前職場でリハ職をされている先輩が勤務20年でいただいた旅行券20万円に便乗して我が家も連れていってもらいました。一番の目的はJRA騎手である四位さんが育った町を観光することと未来のジョッキー岩切くんの練習風景見学でした。霧島高原国民休養地キャンプ場も過去には利用されていたそうで、隣接する乗馬クラブは今も国体レベルで選手を輩出されています。すごい先生がいらっしゃる。
これだけ私自身、熱が入っているのは父が霧島出身でお墓もこちらにあるから(笑)。生まれ育った町でも知人がいる訳ではないのに、なにか親近感があり、なまりにホッとしたり人の温かさを感じます。
さぁ、出発。先輩の車いす準備する三男。
今回は贅沢にも大阪から船で鹿児島まで♪
4月に新しくなったさんふらわぁ。とにかくすべてが綺麗でした。14時間ほどの旅。
先輩後輩の部屋は和室。
我が家はうるさいので雑魚寝のファミリー限定フロア。安くて気兼ねしなくて良いです。昔の雑魚寝ルームと違って、カーテンがあったりフランスベッド製のマットだったりで時代は進化していますね。
全体的には個室もたくさんあり、綺麗です。
出発前の大阪。
シャワーは24時間。お風呂も夕方と朝方に入れます。全面ガラス張りオーシャンビューです。
キッズルームもあり、子どもも退屈しません。
イベントでプロジェクションマッピングもありました。
この日はワールドカップ三位決定戦。テレビ観戦してウトウトしていると…
もう、朝でした(笑)
鹿児島志布志港。
ここからレンタカーを借りて、霧島方面へ。知覧に寄れそうになかったのですが、移動途中に鹿屋航空基地があり見学。
こちらでも特攻で亡くなった若い方々の写真や遺書等が保管されていました。
我が家は新婚旅行で九州一周しましたが、長崎原爆、雲仙災害、桜島災害、知覧等、観光地は平和についても考えていきました。今回も知覧とはまた違った経験をさせてもらい、これからの人生に役立てていきたいと思いました。
次に今回の先輩が希望する「馬」関連。
日本軽種馬協会九州センターへ。電話予約をすると、自由に見学してくださいとのこと。中央で活躍された3頭がここで余生を過ごしています。
3頭中、一番活躍したであろう馬。
誰もいないだだっ広いコースの隅に馬房があり、ギョロっとこっちを見るダンツシアトル号。おとなしくて優しい瞳をしていました。
その後、キャンプ場につき、先輩はテンション↑
大好きな四位さんが通っていた場所ですから、盛り上がりますよね。当日は、地元のかしわ刺はじめ、黒豚、黒毛和牛、うなぎ等、地元食材を満喫しました。
最終日午前、キャンプ場から歩いて四位さんが通っていた霧島高原乗馬クラブへ。
アポなしでしたが見学させていただけただけではなく、お話も30分ほど聞かせてもらいました。
四位ジョッキーの展示物はもちろん、偶然にも未来のジョッキーになるであろう岩切景優くんのお父さんがいらっしゃった。
温かく包まれたオーラの岩切さん、30分ほど馬のことや息子さんのお話をさせていただく。
乗馬クラブ目的で愛知と大阪から来たことを伝えると、なんと練習していた息子さんを呼んできて、挨拶に始まり記念撮影まで♪お父さんいわく、馬とのコミュニケーションがとれないと乗馬はうまくならないそうで、加えて、人とのコミュニケーションがとれてこそ一人前になっていくという想いの元、幼少時代から礼儀作法にはこだわっているそうです。
正直、対応いただいたことに感動しました。頑張れ岩切選手。
最後、オチですが、この写真や話、全部妻から聞いた話で、私はこの時間、キャンプ場併設のプールで三児の子守というか、相手というか…。息子達がこの長時間移動旅行により、身体を全く動かしていなかったので、最終日くらいはこどもリクエストに応えました。よって企画者なのに岩切くんに全く会えなかったという…。
それでも先輩後輩がテンションマックスで帰ってきてくれたので、企画者としては最高な気分になりました。
岩切くんが無事に3年の競馬学校を卒業し、中央でのデビュー戦の際は、絶対にパドックに横断幕を出そう♪
岩切さん親子、クラブで対応してくださったスタッフの皆さん、本当に本当に素敵な時間をありがとうございました。
こうして、2泊3日の旅が終わりました。